サザエ科に分類される巻貝の一種。生き物

スガイ蓋は円形で厚く、内面は平たく外面は半球状に盛り上がっている。

外面中央部はほぼ白色で、周縁部から暗緑色が一部溶け込んだような色彩をしている。

表面には磨り減ったような極く弱い多数のイボ状彫刻が認められるが、全体にはほぼ滑らかでサザエの蓋のような明瞭な凹凸はない。

本来の蓋は渦巻き模様が見えるクチクラ質でできた内側の褐色の部分で、石灰質の部分は炭酸カルシウムが二次的に沈着したのもである。

軟体はサザエと基本的に同じで、体表には緑がかった地に暗色の線状班が多数あって全体に黒っぽく見える。

頭部には触角が1対あり、その基部の内側には1対の眉毛のような肉襞が、外側基部には目がある。

両目の後方は肉が襞状に伸びており、活動時には左の襞が入水孔、右の襞は出水孔として機能する。

腹足の裏は2分して左右を交互に動かして歩く。腹足の上部には触角に似た長い触手がある。
update:2010年02月20日